2017年F1イギリスGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはリタイアに終わった。
パワーユニットのエレメント交換により最後尾からスタートしたアロンソは、序盤にポジションを上げ、一時は13位を走ったが、燃圧の関係とみられる問題により、32周でリタイアしなければならなくなった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝=リタイア
厳しいね。僕らにとって難しい週末だった。ペナルティによって最後尾からスタートし、決勝で前のグループについて走っている時に、また問題が起きた。
(燃料システムのトラブルで)エンジンがダメージを受けていないといいんだけどね。そうすれば今後も使い続けられるから。
ストフェル(・バンドーン)は11位だった。つまり僕らには今日入賞できるだけの速さがなかったということだ。僕は走り切っていても13位か14位だっただろうから、そう思うとリタイアしたことの痛みが少しは軽くなるけれど。
ハンガリーに気持ちを切り替えるよ。今回よりはいい週末を送れるはずだ。
(Crash.netに対してトラブルについて語り)燃料ポンプが壊れたということだと思う。それでパワーが低下して、リタイアしなければならなかった。ポイント圏内にはいなかったから、そういう意味ではものすごく辛いというわけではないかもしれないが、それでもリタイアするのはいつだって辛いものだ。
全体的に難しい週末だった。ペナルティで最後尾からスタートし、困難なレースを走った末に、結局はリタイアとなった。
この4戦か5戦、トップ10のドアをノックするところまでいっている。予選でも同じで、常にQ3に近づいているんだ。でも信頼性は相変わらず課題のひとつだ。2週間後のハンガリーに向けて改善し、次は完走を果たしたい。
実力でポイントを獲得することを目指す。最近のレースはそういう感じではなく、何か外の要因によってポイント圏内に繰り上がるのを期待するしかない状況だった。ハンガリーでは実力で入賞を果たしたい。