F1イギリスGPでポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンは、予選Q3でロマン・グロージャンをブロックした疑いについて審議されていたものの、レーススチュワードはハミルトンにペナルティを科さないとの決定を下した。
ハースのグロージャンは、Q3最初のランの終盤にハミルトンにブロックされたと訴え、チームもこれによりタイムを大きく失ったと考えた。レーススチュワードはこの件の調査を開始し、ハミルトンがポールポジションを維持できるのかどうかに注目が集まっていたが、スチュワードはこの件を不問に付すことを決めた。
FIAは、ビデオおよびテレメトリーをチェックした結果、「グロージャンはハミルトンの存在に影響を受けた可能性はあるものの、妨げられてはいない」との結論に達したと発表した。
これによって、ハミルトンは自身67回目のポールポジションを確保した。