マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、F1イギリスGPで大量のグリッド降格ペナルティを受け、最後尾からスタートする見込みとなった。
木曜の時点で、アロンソのパワーユニットのエナジーストアが5基目に突入、5グリッド降格されることが分かっていた。チームは金曜フリープラクティスを終えた段階で、さらなるエレメント交換を行うかどうか具体的に決定すると述べていた。
その結果、アロンソは土曜から8基目のターボチャージャーとMGU-H、6基目のエンジン(ICE)とMGU-Kを使用することになったとBBCが伝えている。
そうであれば、アロンソは合計30グリッドダウンのペナルティを受けることになる。
アロンソが使用するエンジン(ICE)は最新の“スペック3”であり、“スペック2”より10bhp勝っているといわれている。
コース特性とマシンの相性からいうと、次戦ハンガリーはシーズン中で最も好成績が期待できるグランプリであり、ここでグリッドペナルティを受けるのは避けたいとマクラーレン・ホンダは考えている。
アロンソはFP1で8位、FP2で9位と、金曜のプラクティスではまずまずの位置につけていた。