コラボレーションアルバム『初音ミク Sings “手塚治虫と冨田勲の音楽を生演奏で”』が、9月6日にリリースされる。
『リボンの騎士』『ジャングル大帝』『どろろ』といった、手塚治虫によるテレビアニメーションに冨田勲が提供した楽曲を、初音ミクが生楽器によるバック演奏で歌唱する同作。ボーカロイド・重音テトや声優の前田玲奈とのデュエットも披露するほか、初音ミクがナビゲーターとして手塚治虫と冨田勲の功績を振り返るトークパートも用意される。
サウンドプロデュースを手掛けるのは佐藤允彦。初音ミクの開発元であるクリプトン・フューチャー・メディアも全面協力し、「滑らかかつ表情豊かに喋り歌わせる実験的な試み」がなされているという。トークパートを含むストーリー構成を『リボンの騎士』の脚本にも携わった作家の辻真先が担当しており、トークゲストとして辻、手塚るみ子が登場する。
なお兵庫・宝塚市立手塚治虫記念館では、展覧会『初音ミク×手塚治虫展―冨田勲が繋いだ世界―』が10月23日まで開催されている。