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自分でデザインした3Dプロダクトを販売できる米国のプラットフォーム「Gantri」オープン

2017年07月14日 06:33  Techable

Techable

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ものづくりやデザインが好き、という人のなかには、立体物をデザインして3Dプリンターで実際に出力して楽しんでいる人もいるかもしれない。そうして自分が手がけたオブジェを販売できたら、と考えたことはないだろうか。

米国のスタートアップがこのほどオープンしたのは、3Dプロダクトをデザイン・売買できるプラットフォーム「Gantri」。プロ、アマチュア関係なく、3DプロダクトをデザインしてGantriのオンラインショップで自分の作品を販売できるのだ。
・誰でも無料でデザイン
Gantriの特徴は、インテリアなどの3Dデザインに興味のある人なら誰でも自由に、そして無料で使えること。Gantriのウェブサイトでデザインできる。ただ、SolidWorksやRhinoといった3Dモデリングソフトウェアの使用が前提となる。

デザインが仕上がってGantriに提出すると、Gantri側がデータをチェックし、プロトタイプを作ってくれる。そして問題がなければ、その作品はオンラインショップで販売されることになる。注文が入ると、Gantriが出力して顧客に発送する。
・デザイン料は価格の5%
デザイナーにとって気になるのは、デザイン料の有無だろう。Gantriでは作品が売れるごとに課税前価格の5%がデザイナーに支払われる。

デザイン著作権はデザイナーに属し、発売開始から12カ月以降は販売を停止することも可能とのこと。

このプラットフォームはオープンしたばかりで、作品としては現在テーブルランプにフォーカスしているが、今後は他の照明器具やリビング関係のプロダクトに広げていく見込み。インテリア系のデザインが好きな人はチェックしてみて。

Gantri