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渡辺直美が要潤を「サイテーな夫」呼ばわり!? 『カンナさーん!』舞台挨拶レポ

2017年07月13日 15:03  リアルサウンド

リアルサウンド

 TBS 火曜ドラマ『カンナさーん!』の特別試写会が本日7月13日に行われ、主演の渡辺直美をはじめ、要潤、工藤阿須加、トリンドル玲奈、川原瑛都、斉藤由貴が舞台挨拶に登壇した。


 同ドラマは、深谷かほるの同名コミックを原作に、ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演となる渡辺直美を迎えて制作。雇われファッションデザイナーとして働く、パワフルで豪快、思い込んだら一直線の女・鈴木カンナが、夫・礼の不倫や理不尽な上司から降ってくる大量の仕事、姑・柳子の来襲、甘えん坊な4歳児の子育てなどの災難に見舞われながらも奮闘する模様を描く。


 ランウェイをノリノリでウォーキングしながら渡辺が登場すると、次々とキャストがステージに登壇。初めの自己紹介で、一躍脚光を浴びたのはカンナと礼の一人息子・鈴木麗音を演じる川原。川原は「おはようございます。川原瑛都です。3才です。好きな乗り物は新幹線です。よろしくお願いします」と会場の雰囲気を和ませた。


 渡辺から、河原が撮影現場でも1番のムードーメーカーであると紹介され、渡辺が「どう、現場楽しい?」と尋ねると、川原は「はい」とひと言。その後も、渡辺が「現場ではみんなとおしゃべりしてるもんね?」などと尋ねる全ての質問に川原が「はい」と健気に答えるやりとりが繰り返され、渡辺が「言わせてるみたいじゃん。段取りとかしてないですよ」と言って笑いを起こした。


 夫・礼を演じる要は「イケメンだけど、優柔不断で流されやすい夫という役で、完璧に“ダメ夫”を作れたなって思います。浮気もするんですけど、マザコンで優柔不断で、女性が嫌う三大要素を兼ね備えているんです」と自身の役柄に自信をのぞかせた。すると、渡辺は「サイテーな夫だったよね」とコメントを挟み、要が「これから街を歩くときは、背後に気をつけようと思ってます」と言って笑いを起こした。


 また、司会者からの川原に、「渡辺さんのどんなところが好きですか?」と質問が飛ぶと、川原が「おっきいところが好き」「いっぱいご飯食べるところ」と回答。すると渡辺は、要に向かって「言わせてましたよね。見てましたよあたし。やめてください」と指摘して、会場が爆笑に包まれた。


 本作で礼の母親・鈴木柳子を演じる斉藤は、そんな親子を演じる渡辺と川原の関係を「何より素晴らしいのは本当に2人が仲良くて、カンナさんの姿が見えないと『カンナさんどこ!』と探すくらいで感動しちゃいました」と絶賛。渡辺も「本当に親子みたいな感じになってるので、(川原は)頭上がらないくらい素晴らしい演技をします」とコメントした。


 劇中で麗音が通うわかば保育園のイケメン保育士・青田壮介を演じる工藤は「子供と触れ合うのもともと好きでもありますし、僕自身兄弟が多くて、全員下なので、小さい頃の妹や弟たちを見てるみたいな感覚で。けど3~4才ってモンスターで。ぐずったりすると連鎖していくので、現場では子供たちに目を光らせていい方向にしていけるよう意識してます」と現場での子供たちとの関係性を明かした。すると渡辺は「あたしに対しても子供扱うみたいな感じで。ゲラゲラ笑ってて涙流してたら『ティッシュどうぞ』って。紳士なんですよ」と伝えた。


 最後に渡辺が、「いろんな困難があるんですけど、それを笑顔で乗り越えていくカンナさんの姿に私自身も勇気をもらっていまして。疲れてる方たくさんいらっしゃると思います。夏だし大変じゃん? 夏バテしてさ、そうめんしか食べれないみたいな。そういう時期の中でもこの『カンナさーん!』を見て元気をもらって欲しいです」と締めくくり、会場を後にした。