映画『ダイ・ビューティフル』が、7月22日から東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。
『ダイ・ビューティフル』は、夭折したミスコンテスト優勝者の生涯と、その友人たちの姿を描くフィリピン制作の映画。トランスジェンダーの女性トリシャが、「ミス・ゲイ・フィリピーナ」で優勝を果たした矢先に急死し、友人たちが生前のトリシャの願いどおり、埋葬前の儀式で毎夜に様々な有名人に似せたメイクを彼女に施しながらトリシャの生涯を回想するという内容だ。
監督をジュン・ロブレス・ラナ、脚本をロディ・ベラが担当。トリシャ役を演じるパオロ・バレステロスは俳優や司会者として活動し、本国では女性有名人のものまねメイクで知られているという。共演者にはクリスチャン・バブレス、グラディス・レイエス、ジョエル・トーレらが名を連ねている。なお同作は昨年開催された『第29回東京国際映画祭』で観客賞と主演男優賞を受賞している。