同作は、2013年にリチャード・リンクレイター監督を追った映画で『ヴェネチア国際映画祭』最優秀ドキュメンタリー賞を受賞したゲイブ・クリンガー監督による初の長編劇映画作品。監督の才能に惚れ込んだというジム・ジャームッシュが製作総指揮を務めている。
ポルトガルの都市ポルトを舞台に、2人の孤独な「よそ者」の出会いを描く同作。家族に追放された26歳のアメリカ人・ジェイクと、恋人を追ってポルトに来た32歳のフランス人留学生・マティが出会い、一夜の関係を結ぶ、というあらすじだ。
ジェイク役を演じたのは昨年に27歳で逝去したアントン・イェルチン。マティ役を同作で初めて英語での演技に挑んだルシー・ルーカスが演じている。今回の発表とあわせてロングバージョンの予告編が公開。ジョン・リー・フッカー“Shake it baby”にのせて、ジェイクとマティが初めて出会う瞬間を約2分半のワンカット長回しで捉えた映像になっている。
