ルノーの誇るBセグメントハッチバック『ルーテシア』が先ごろマイナーチェンジを受けたのにあわせて、そのトップパフォーマンスモデルとなる『ルーテシア・ルノースポール(R.S.)』も新型へと移行。7月6日から発売開始となっている。
言わずと知れたルノー・スポールが、F1やラリーで培ったノウハウのフィードバックを受けて生まれたこの『ルーテシアR.S.』は、これまで設定されていたシャシースポール、そして最高峰のトロフィーに加え、2013年の現行モデル導入初期に設定されていたシャシーカップが復活。
カムシャフトタペットにF1と同様のDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コートを施した1.6リッター4気筒直噴ターボエンジンと、6速EDC(エフィシエントデュアルクラッチ)の組み合わせが生み出す力強い加速性能に加え、ノーマル/スポーツ/レースの3つのモードが選択できる“R.S.ドライブ”を備えるほか、ローンチコントロール、電子制御のR.S.デフなどにより圧倒的なダイナミクス性能と、優れた乗り心地を両立させている稀有なホットハッチとなっている。
今回のマイナーチェンジでは、フルLED化されたヘッドランプ、ルノーを象徴するCシェイプLEDが組み込まれ、ベースモデル同様に洗練されたエクステリアとなったほか、ポジションランプ/フォグランプ/ハイビーム/コーナリングランプとして機能するチェッカーフラッグ模様をモチーフにした“R.S.ビジョン”を初採用。新デザインのフロントバンパーとあわせて、フロントフェイスを特徴付けている。
またインテリアでは、R.S.のロゴが赤く刺繍されたヘッドレスト、滑りにくいデザインへと変更されたシート表皮を採用。さらに最新のルノー・ラインアップと同様に、R&Goアプリ対応ラジオをシャシースポールにのみ設定した。
また足元にも新装備が採用されており、シャシーカップとトロフィーには新デザインとなる18インチのアルミホイールを装備。従来から高い評価を得ているセカンダリーダンパーを組み込んだ『ハイドロリックコンプレッションコントロール(HCC)』と呼ばれるフロントダンパーも引き続き採用されており、高いグリップ限界と、サスペンションのよりリニアな制御を容易にすることで、圧倒的なパフォーマンスと快適性を両立している。
ボディカラーは代名詞とも言えるジョンシリウスMを筆頭に全5色となり、シャシースポールが284万円、シャシーカップが309万円、そしてトロフィーが329万円となっている。
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