全日本選手権、WGP、鈴鹿8耐などで活躍した平忠彦が、7月27~30日に鈴鹿サーキットで開催されるFIM世界耐久選手権(EWC)の最終戦、“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第40回記念大会に来場することが決定した。
平はGPスクエアでのステージトークショーに出演予定。鈴鹿8耐へのイベント出演は、2012年以来5年ぶりとなる。
平は1977年、ロードレースデビュー。1983年にはヤマハファクトリーと契約し、エースとして全日本ロードレース選手権500ccクラスに参戦すると、この年にチャンピオンを獲得した。
その後1984年、1985年とタイトルを獲得し、全日本で3連覇を達成。1986年からは2年間、ロードレース世界選手権(WGP)にフル参戦し、世界の舞台で戦った。
また、鈴鹿8耐にも1985年からエントリー。ケニー・ロバーツらと組んで優勝を目指すも不運が重なり勝利をつかむことができずにいたが、ライダーとして5回目の挑戦となった1990年の鈴鹿8耐で、悲願の自身初優勝を達成した。
平が出演するトークショーは、決勝日の7月30日にGPスクエア内コカ・コーラステージで開催される。なお、開催時間は決定次第、鈴鹿8耐公式ウェブサイトで告知されるとのこと。レジェンドライダーが語る真夏の祭典の話を聞けば、鈴鹿8耐がもっと面白く感じられるに違いない。
■鈴鹿8耐公式ウェブサイト
http://www.suzukacircuit.jp/8tai/