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クリストファー・ノーラン監督『ダンケルク』特別映像3本同時公開 日本のファンへ感謝の言葉も

2017年07月11日 09:22  リアルサウンド

リアルサウンド

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 クリストファー・ノーラン監督最新作『ダンケルク』から3本の特別映像が公開。あわせて監督から日本のファンに向けたメッセージが公開された。


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 本作は、『ダークナイト』、『インターステラー』のノーラン監督が初の実話に挑んだ戦争映画。1940年、フランス北部の海辺街ダンケルクにて、民間船をも巻き込んだ40万人の撤退作戦を、陸空海の3視点から描く。


 公開された3つの特別映像は、陸空海それぞれの緊迫した状況が抜き出されており、相手を打ち負かすのではなく、生き抜くことを決意した3人が描かれている。陸で敵から身を潜める兵士に、映画初主演となるフィオン・ホワイトヘッド、パイロット役を『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディ、帰国船に乗り込んだ若き兵士役を、本作が俳優デビューとなるハリー・スタイルズが演じている。


 ノーラン監督から日本のファンへ寄せられたメッセージには、感謝の意と映画の見どころが語られている。


【クリストファー・ノーラン監督から日本のファンへのメッセージ】
日本の皆さんへ。これまで多大なサポートをしてくださった日本の皆さんに感謝の気持ちを込め、 私の最新作『ダンケルク』について少しご紹介させてください。戦争という壮大なテーマを扱いつつも、本作『ダンケルク』は従来の戦争映画とは異なるものです。海辺での兵士たちの戦いそのものよりも、戦争という絶体絶命の状況と混乱のなか、追いつめられ、葛藤し、生き抜いていこうとする物語を伝えるものだからです。それは時代を超えた普遍的なテーマであり、 日本の映画ファンにも共感していただけるのではないかと思っています。ダンケルクからの決死の撤退。若い兵士たちがあふれる海辺で、救助のため危険な道のりに乗り出す小さな船上で、戦闘機スピットファイアのコックピットの上空で、切迫した時間との戦いの真っただ中をご体感いただきます。いよいよ9月。皆さんを劇場でダンケルクの浜辺へお連れします。どうぞ映画をお楽しみください。きっとかつてない映像体験になるはずです。


(リアルサウンド編集部)