2017年F1オーストリアGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはアクシデントによりリタイア、ストフェル・バンドーンは12位だった。
アロンソはスタート直後の1コーナーでダニール・クビアトから激しく追突されて、フロアが壊れ、ダメージが大きかったために1周目にレースを終えなければならなかった。バンドーンは決勝中、トラフィックのために本来のパフォーマンスを発揮できず、終盤にはブルーフラッグ無視によりドライブスルーペナルティを受けた。しかしこれによる順位の変動はなかった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ホンダF1プロジェクト総責任者 長谷川祐介
オーストリアGPの週末はポジティブな形でスタートしただけに、今日のレース結果にはとてもがっかりしています。
いくつか問題は発生しましたが、今週末、チーム内の雰囲気はかなり良く、ポイント獲得に向けて強力な状態にあると感じていました。ドライバーたちはふたりとも予選で好結果を出し、いいグリッドを確保しましたし、私たちとしてはセットアップにも満足していました。
フェルナンドは信じられないほど素晴らしいスタートを決め、グリッドからの蹴り出しでいくつもポジションを上げました。なのにターン1でのアクシデントに巻き込まれ、早々にリタイアしなければなりませんでした。
ストフェルには今日、今季初ポイントを獲得できるだけのペースがあったと思います。ところが決勝のうち、ほとんどの時間をトラフィックとの戦いに費やし、ポジションを上げることができませんでした。
この後すぐ、イギリスに向かい、シーズン初のホームグランプリに臨みます。一年の中のハイライトのひとつなので、この特別な週末を楽しみにしています。大勢のファン、同僚たち、ファミリーが来てくれるはずなので、彼らのためにいいレースを披露したいですね。