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窪塚洋介「シンプルでクール。そして何より、不屈」 『ビニー/信じる男』著名人絶賛コメント

2017年07月09日 12:32  リアルサウンド

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 『ビニー/信じる男』に、窪塚洋介ら著名人が絶賛コメントを寄せた。


参考:窪塚洋介の“全盛期”はいま訪れようとしている? そのキャリアと日本映画の大きな変化


 本作は、世界チャンピオンに輝いた直後に交通事故で瀕死の重傷を負い、歩けるようになることも不可能と言われる中でトレーニングを重ね、頂点へのカムバックを目指したボクサー、ビニー・パジェンサの実話を映画化した人間ドラマ。『沈黙ーサイレンスー』のマーティン・スコセッシが製作総指揮、『マネー・ゲーム』のベン・ヤンガーが監督、『セッション』のマイルズ・テラーが主演を務めた。


 本作にコメントを寄せたのは、スコセッシ監督の最新作『沈黙ーサイレンスー』に出演した窪塚をはじめ、プロボクサーの拳四朗や黒木優子、ゲームクリエイターの小島秀夫ら各界の著名人。いち早く鑑賞した作品について、それぞれ思いを綴っている。


■著名人コメント一覧


【窪塚洋介/俳優、レゲエDee Jay】
シンプルでクール。そして何より、不屈。


【拳四朗/プロボクシングWBC世界ライトフライ級チャンピオン】
メジャータイトル二階級制覇チャンピオンのビニー・パジェンサを
イタリアの伊達男にはまり役のマイルズ・テラーがいい。交通事故も衝撃的で、
カムバックの実話には狂気的な勇気をもらった。


【鬼塚勝也/元WBA世界スーパーフライ級チャンピオン】
あのビニー・パジェンサにこんなストーリーがあったとは。
信念ある所に道は拓ける。たくさんの人に勇気を与える映画です。


【黒木優子/WBCミニフライ級世界王者】
心の奥底に宿る、その命にも勝る魂の叫びに、
リングに上がる者として勇気を貰いました。


【IVAN/モデル・タレント】
久々に見た素晴らしい人間ストーリー!マイルズ・テラー始め名役者の演技は本当に必見!
こんな素敵なボクシング映画見た事ないし、素晴らしかった。


【多田悦子/プロボクサー 第2代WBA女子世界ミニマム級王者、第5代IBF女子世界ミニフライ級王者】
命を賭けた戦い。「生きる」ということのメッセージが詰まった映画。
主人公の「諦めるのは簡単なことだから怖いんだ」という言葉が胸に響いた。


【松原利光/漫画家(『リクドウ』)】
ビニーの味わった痛み、放つ言葉、パンチ、全てが重く突き刺さりました。
人生を学べるボクシング映画。


【小島秀夫/ゲームクリエイター】
ボクシング映画にハズレがないのは、現代人が忘れた信念と努力に叩きのめされるからだ。
ボクシング映画にのめり込む俳優達の執念と情熱に畏怖を覚えるからだ。
ビニー・パジェンサがボクシングにのめり込む実話の姿と、
ビニー役にのめり込むマイルズ・テラーの映画の姿が見事に重なる
“感涙のダブルパンチ”に誰もがノックアウトされるだろう。


【松浦慎一郎/俳優・ボクシングトレーナー】
信じる事、あきらめない事の大切さとそれに対する勇気を貰えた。マイルズ・テラーの鍛え上げられた肉体、
アーロン・エッカートのトレーナーとしての佇まいは必見。


【ロバート キャンベル/国文学研究資料館長】
ビニーはリングを降りて2つのカムバックを果たす。
血を見せない、自分との静かな闘いの方に僕はゾクッとした。
獰猛でさびしそうな男の勝利である。


【猿渡由紀/L.A.在住映画ジャーナリスト】
まさかこれが実話とは。この主人公が乗り越えたことを考えたら、小さなことで不満を言っちゃいけないと自省してしまう。マイルス・テラーはもちろん、アーロン・エッカートも良い。


【宋明美/スタイリスト】
自分を信じる勇気こそ、人生最大の幸せをつかむ。
女性にも学ぶ事がいっぱいのボクシング映画!


【畑中清詞/畑中ボクシングジム会長・第13代WBC世界J.フェザー級チャンピオン】
実話と聞いて、びっくりした。
指導者の立場からすると現役続行は認められない。
ただ選手の立場からすると達成感満喫だっただろう。
観客にも、勇気と感動を与えるだろう。


(リアルサウンド編集部)