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「40歳からの人生の楽しみ」とは 子どもが巣立ったら「朝からスーパー銭湯」、独身なら「40、50代限定の街コン」

2017年07月08日 22:01  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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ガールズちゃんねるに、「40歳からの人生の楽しみ」を問うトピックが6月末に立った。40歳になったというトピ主は、同世代以上の人に日々の生きがいや楽しみ方を教えてほしいと書き込んでいるが、そこに集まったコメントは、まさに「40代はあまりに人それぞれ」といえるもの。

若い頃と比べ、自分のポジションがより明確な40代。仕事に生きる人もいれば、子育てに奮闘している人もいる。同じ年代といえども、ポジションによって生きる世界が全然違うため、「人生の楽しみ」も大きくバラけた。(文:みゆくらけん)

「子供も自立し、もう自分の好きなことだけやればいい」

まずは早くに結婚・出産した子育て卒業組。このポジションは自分に使える時間に比較的余裕があるのが特徴。同年代からはある意味「最も羨ましい」とされることも多く、人生のご褒美タイムを日々楽しんで生きている人も多い。子育てをほぼ卒業したという44歳女性は、朝からスーパー銭湯でのんびりしたり、週イチでひとりカラオケを満喫したり「今、人生で一番楽しい」とコメントしている。他にも

「40代がこんなに楽だとは思ってなかった。子供も自立し、もう自分の好きなことだけやればいい」

という声も。まさに「子育ておつかれさま!」である。しかしこんな風に悠々自適に生活できるのは恵まれた人だけかもしれない。中には、子育てがひと段落した途端に親の介護がはじまったという人も。また、夫婦仲がうまくいっているかというのも大事なポイントのようだ。仲良しの場合は問題ないが、子どもが巣立ったあと、険悪な空気の夫婦だけが残るというのは辛いハナシ。

まだ子どもが小さい人は「子育てを全身全霊でしてる」

「40歳からの人生の楽しみ方?考えてるヒマなんかないよ!」という声が聞こえてきそうなのが、子育て奮闘組。30代後半で出産することも珍しくない今は、このポジションにいる人が多い印象だ。下の子がまだ5才以下、という人も多く、

「先は長く、自分の時間はないけど、子育てを全身全霊でしてる」
「子育てでせいいっぱい…60までは自分の人生は楽しめないけど今も楽しいからいいや」

などと、大変な子育て自体を楽しむ姿勢で生きている人が多い。そのような人たちにとって「子どもの成長」はまさに生きがい。「娘のピアノの発表会」や「卒業式」を楽しみに日々頑張っているという声もあった。

そして独身組の人生の楽しみ方は、タイプによって分かれるところ。ある42歳女性は趣味の読書や散歩を楽しみ、「自分のペースで生きられるのが嬉しい」とコメント。別の47歳女性は恋愛を謳歌。

「40、50代限定の街コンに参加し、一人の男性から熱烈アピール受けて交際中。まだまだ女は捨ててない!」

他に、ポジションに関係なく挙がったものとしては「グルメ!悔いのないように美味しいものを食べていきたい」「この歳になって興味が出てきた歴史を勉強すること」「ペットとの暮らし」「家のリフォームに精を出す」など。

なんにせよ、人生を楽しむためには「健康が大前提」であるのが間違いない。40代になると、思わぬ不調が出てくる人も多いと聞く。当たり前過ぎて読む方々もウザイだろうが、健康にはマジで気を付けて日々過ごしてゆきたい。つくづく。