前戦第2戦岡山では、2レースともに5位、4位と1台体制ながら確実に結果を残しはじめた小林可夢偉(KCMG)。スーパーフォーミュラ第3戦富士でもさらに勢いをつけたいところだが、予選Q2で赤旗中断の起因となるスピンをレクサスコーナー喫し、明日は14番手からのスタートとなってしまった。予選後、今週末の手ごたえ、スピンの状況など可夢偉に聞いた。
「予選Q2ではリヤがロックしてスピンしてしまった。エンジンも止まってしまったので、どうすることもできなかったです」
「金曜日の練習走行から走り出しの手ごたえは悪くはなかったのですが、そこから少し伸び悩んで悪い方向にはまっていったので、予選で大幅にセットを変えてみたところ、良くはなったかなと思います」
「それを結果として順位に残せなかったのは残念ですが。明日は明日で決勝のセットを試して、走り出しからいい方向にいければいいなと思います」
予選Q1では6番手タイムでクリアするなど、好調な様子が見えただけに、無念もひとしお。それでも、明日の決勝は長い戦いになるだけに、可夢偉にも上位のチャンスがありそうだ。