ニュータイヤでのアタックラップ最初にターゲットタイムを出したのは石浦で1分23秒861、そのあと野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)とホンダ勢が2番手、3番手と石浦のあとに続いたが、その直後に国本雄資が1分23秒855でトップに躍り出た。
その後も各車自己ベストタイムを塗り替えていくが、トップタイムは更新ならず国本が首位、石浦が2番手と続き、P.MU / CERUMO · INGINGのワンツー、そのあとに中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、が続く上位陣の結果となった。
Q1敗退は中嶋大祐、ナレイン・カーティケヤンのTCS NAKAJIMA RACINGの2台と塚越広大(REAL RACING)、小暮卓史(B-MAX)、大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS)の5台となった。
10分間のインターバルを経て始まったQ2は7分間の走行時間で行われた。Q1同様、ピット出口に一番近い国本を先頭に各車一斉にコースイン。フェリックス・ローゼンクビスト(SUNOCO TEAM LEMANS)はコースイン直後からペースを上げ、前車を抜いていき国本も抜いて位置取りを行い、真っ先に1分24秒093のターゲットタイムを出すも、直後に国本1分23秒352を出しあっさりと塗り替えてしまう。
この時点でのQ3進出圏内となる上位8台は国本、関口、ガスリー、一貴、山本尚貴(TEAM MUGEN)、ニック・キャシディ(KONDO RACING)、ローゼンクビスト、伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。午前のフリー走行トップと好調かと思われたシリーズランキングトップのアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)は13番手とノックアウトポジションの窮地に立たされる。