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観賞魚8千匹の「アートアクアリウム」開幕、日本橋に龍宮城が出現

2017年07月06日 20:04  Fashionsnap.com

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新作「タマテリウム」
アートアクアリウムアーティストの木村英智が手がけるアートアクアリウム展「ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム 2017 ~江戸・金魚の涼~&ナイトアクアリウム」が、7月7日に日本橋三井ホールでスタートする。前日の6日に内部が公開され、江戸の花街を演出した会場と新作などが披露された。

 アートアクアリウム展は昨年10周年を迎え、累計730万人が来場しているイベントで、今年は「江戸・金魚の涼」をテーマに、江戸時代の日本橋で庶民文化として根付き「目で見る涼」として金魚を観賞していた文化を現代流にアレンジ。会場は花街に迷い込んだかのような非日常的な世界観を演出した。また「龍宮城」をコンセプトに、金魚だけではなく海の魚も見られるほか、玉手箱がモチーフの新作「タマテリウム」や、石川県の伝統工芸「九谷焼」を使った新作も登場。金魚を中心に約8,000匹の観賞魚で日本的な妖艶さを表現した。また、昨年9月に開設された野外のイベントスペース「福徳の森」では木村がプロデユースした「アートアクアリウム夏祭り」を初開催。高さ約4mの盆踊りやぐらが登場し、縁日屋台や盆踊りなど日本ならではの夏の涼を感じられる空間を演出した。このほかにも「金魚スイーツ」や、昨年に引き続き「金魚大提灯」を楽しむことができる。
 また19時以降は「ナイトアクアリウム」を開催。会場内でオリジナルの「金魚カクテル」や日本酒「獺祭」、ビールなどを楽しむことができる。週末にはDJやジャズバンドのライブ、祇園の舞妓、芸妓による京舞、大衆演劇の花魁ショーなどのスペシャルステージが開催される予定。木村英智は今年の催しについて「金魚以外の魚も加えて、初心に戻り作品づくりをしました。日本橋の街がアートアクアリウムを通して盛り上がるとうれしい」とコメントした。
■ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム 2017 ~江戸・金魚の涼~&ナイトアクアリウム会期:2017年7月7日(金)~9月24日(日)営業時間:アートアクアリウム 11:00~19:00 / ナイトアクアリウム 19:00~23:30(最終入場 23:00)※ナイトアクアリウム転換時の入場料金変動、入替なし。※22時以降の未成年の入場不可。会場:日本橋三井ホール住所:東京都中央区日本橋室町 2-2-1 コレド室町1 5F(エントランス 4F)入場料:当日料金 中学生以上 1,000 円 / 4 才~小学生 600 円 / 3歳以下 無料(いずれも税込)※小学生以下保護者要同伴電話:03-3270-2590