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ミドルサイズ・ミニバンの王者『トヨタ・ヴォクシー』3兄弟がマイナーチェンジ

2017年07月06日 17:32  AUTOSPORT web

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より精悍なマスクに進化した新型「トヨタ・エスクァイア」
激戦区であるミドルサイズ・ミニバンのジャンルに、王者トヨタが送り出す『ヴォクシー/ノア/エスクァイア』の3兄弟がマイナーチェンジを受け、それぞれの個性をより際立たせたエクステリアへと意匠変更。7月3日より発売開始となっている。

 今回のマイナーチェンジでは、各車ともにより個性を際立たせるフロントフェイスへとデザインをアップデート。Bi-Beam LEDヘッドランプと面発光のLEDクリアランスランプの採用や、フロントグリルとリヤコンビネーションランプの意匠変更などにより、ヴォクシーはスポーティさを、ノアは精悍さを、エスクァイアは高級感をより高めた堂々としたスタイルへと進化した。

 古くからカテゴリーを牽引する人気車として進化を続けてきた『ヴォクシー』は、2段積みのヘッドランプをよりシャープな印象に。兄弟車の『ノア』では、艶やかで大きな面を感じさせるフロントグリルを採用し、モダンで精悍な印象としている。

 両車ともにリヤコンビネーションランプとバックドアガーニッシュはワイド感を表現する新意匠を採用し、フロントとのバランスを合わせつつ、エアロ仕様のヴォクシー「ZS」ならびにノア「Si」においては、"ハ"の字をテーマにしたスタイルとし、これまで同様ノーマルトリムのモデルとは一味違ったスポーティでアグレッシブなイメージを強化している。


 一方、現行モデルから兄弟の一員に加わった『エスクァイア』は、フロントグリルの横幅を拡大するとともに、メッキバーをセンター部分は太くサイド部分は細くし、間にシルバーの樹脂を挟むことで立体感を付与し、高級感や堂々感を強調する仕立てに。さらに目を引くデザイン処理として、ヘッドランプからフォグランプまで連続するクロームラインが入った。

 また、全車にセンターコンソールボックスや助手席シートバックテーブル、充電用USB端子など使い勝手の良い室内装備を充実。さらにクルーズコントロールや、紫外線(UV)を約99%カットし、赤外線(IR)を効率よく遮断するウインドシールドガラスを全車標準装備とした。

 また、ボディ側ではスライドドアにシールを追加し遮音性を向上したほか、ボディ剛性の見直しやショックアブソーバーの改良により静粛性や乗り心地を向上させるなど機能部分も改善。

 切削光輝加工にダークグレーメタリック塗装を施した新開発のアルミホイールをサイズ違いで設定するなど、改良の手は細部にまで及んでいる。

 外板色は、ヴォクシーには新規開発色のイナズマスパーキングブラックガラスフレークを、ノアには新規設定色のラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレークを含む全7色をそれぞれ設定。エスクァイアにも、新規設定色のアバンギャルドブロンズメタリックとブラッキッシュアゲハガラスフレークを含む全7色を設定している。

 価格はガソリン、ハイブリッドの2WDモデルで『ヴォクシー/ノア』が249万6960~326万9160円、『エスクァイア』が270万5400~335万8800円となり、4WDモデルはグレードにより19万~20万5200円高で設定される。

公式ホームページ(ヴォクシー):http://toyota.jp/voxy/
公式ホームページ(ノア):http://toyota.jp/noah/
公式ホームページ(エスクァイア):http://toyota.jp/esquire/