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下北沢の名物パン屋「アンゼリカ」が閉店、50年にわたり営業

2017年07月06日 13:33  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

アンゼリカの外観 Image by: FASHIONSNAP
下北沢の名物的な存在のパン屋「アンゼリカ」が、7月31日をもって閉店する。

 アンゼリカは下北沢駅から徒歩2分の南口商店街に位置し、イラストレーター水森亜土が手掛けたイラストとロゴが目印。長年変わらない味のパンやケーキを販売し、特にみそパンやカレーパンは"下北名物"としてテレビや雑誌で多数取り上げられてきた。閉店の理由として、昨年に代表取締役が逝去したことで営業を続けていくことが困難と判断し、50年にわたる歴史に幕を下ろすことを決めたという。地元住民や下北沢に訪れる買い物客、そして多くのファンに親しまれていたため、SNSでは「閉店しちゃうのさみしいなぁ」「アンゼリカの味噌パンが食べられなくなるのは相当のショック」という悲しみの声が広がっているほか、「下北沢も名店がどんどん無くなっていく」と街の変化を憂うコメントも挙がっている。

■アンゼリカ
住所:東京都世田谷区北沢2-19-15