F1公式タイヤサプライヤーのピレリが、F1第10戦イギリスGPにおける各ドライバーのタイヤ選択を発表した。
イギリスGPのためにピレリが選択したのはホワイト・ミディアム、イエロー・ソフト、そしてレッド・スーパーソフト。全員が決勝用に取っておかなければならないのはソフト1セットおよびミディアム1セットで、このうち少なくとも1セットは決勝で使用する必要がある。
予選Q3用にキープしておかなければならないのはスーパーソフト1セット。Q3に進出したドライバーは予選後にこのセットをピレリに返却しなければならないが、他のドライバーは決勝用に取っておくことができる。
今回のレースではメルセデスのふたりがそれぞれソフトタイヤを5から6セット、スーパーソフトタイヤを6セット選択しているのに対し、フェラーリのふたりはソフトタイヤを3セット、スーパーソフトタイヤを9セットと上位チームのなかでもチョイスが分かれた。
苦戦が続くマクラーレンはソフトタイヤ2セット、スーパーソフトタイヤ10セットと全チームのなかで最もグリップを重視した選択をしている。
F1第10戦イギリスGPは、7月14日(金)~7月16日(日)にイギリスのシルバーストン・サーキットで開催される。