トップへ

米国発ステーキハウスが続々上陸、日本の新たな食のトレンドに

2017年07月05日 22:23  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

日本展開を手掛けるオーイズミフーズ 大泉賢治社長(左端) Image by: BENJAMIN STEAK HOUSE
アメリカ・ニューヨーク発のステーキハウス「ベンジャミン ステーキハウス(BENJAMIN STEAK HOUSE)」の日本1号店が、六本木にオープンした。

 「ベンジャミン ステーキハウス」はニューヨーク・ブルックリンにある老舗のステーキハウス「ピータールーガー ステーキハウス(Peter Luger Steak House)」で経験を積んだベンジャミン・プロブカイとベンジャミン・シナナージが、同店で約20年にわたりステーキマスターを務めたシェフのアーテュロ・マクレッドと共に2006年にマンハッタンで創業。上質なステーキとホスピタリティーの高さが好評を得て、レストランの格付けガイドブック「ザガット ニューヨークシティ レストランズ(ZAGAT New York City Restaurants)」ではステーキハウス部門で2015年から3年連続でベスト3にランクインしている。
 同ブランドの日本展開を手掛けるのは、居酒屋「わん」などを運営するオーイズミフーズ。ベンジャミン ステーキハウスは3年にわたり日本のパートナーを探していたが、飲食企業に任せたいという思いがあり、同社との契約に至ったという。上陸の決め手は、肉の品質と焼き方へのこだわりにある。肉はUSDA(アメリカ農務省)の最上グレード「プライム」に認定されたビーフを独自の製法で長期熟成。高温ブロイラーで一気に焼き上げることで、旨味を逃さずに焼き上げることができるのだという。大泉賢治社長は「ニューヨークに行って実際に自分で食べた時に感動したのを今でも覚えている。表面がクリスピーでカリカリに焼き上げているのに、中はレア状態。こんな焼き方をしている肉は日本では食べたことがなかった。肉だけではなく焼き方へのこだわりは、海外から上陸しているステーキハウスの中でも別物。これだったら成功するという確信が持てた」と振り返る。日本1号店の店内には、本国の店舗を訪れた安倍晋三首相やキム・カーダシアンといったセレブリティ達の写真が多数並べられ、支持の高さが伺えた。
 日本では2014年2月に上陸した「ウルフギャング・ステーキハウス」を皮切りに、「BLT ステーキ(BLT STEAK)」や「アレクサンダーズステーキハウス(ALEXANDER'S STEAKHOUSE)」といったステーキハウスがアメリカから続々と進出しており、今秋には「エンパイア ステーキ ハウス(Empire Steak House)」がオープンを控えるなど、新たな食のトレンドとして浸透し始めている。大泉社長は「(ステーキハウスの店舗が)増えてきたといっても東京だけの話で、地方ではまだ。これから展開できるようにしていきたい」と展望を述べ、今後は関西圏を含めて3年間で4店舗を展開する考えだ。
■ベンジャミン ステーキハウス 六本木(BENJAMIN STEAK HOUSE ROPPONGI)住所:東京都港区六本木7-14-4 レム六本木ビル B1F予約専用電話番号:050-3187-9089(受付時間10:00~22:00)店舗電話番号:03-5413-4266営業時間:ランチ 11:30~15:00(L.O. 14:00)     ディナー 月~土 17:00~23:00(L.O. 22:00)          日~祝 17:00~22:00(L.O. 21:00)BENJAMIN STEAK HOUSE:公式サイト