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映画『東京喰種』LAでワールドプレミア開催 窪田正孝、劇中衣装で現地ファンと記念撮影

2017年07月05日 04:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 石田スイの人気コミックを実写映画化した『東京喰種 トーキョーグール』のワールドプレミア上映が、現地時間7月3日、アメリカ・ロサンゼルスにて開催されている「ANIME EXPO」にて行われ、主演の窪田正孝と萩原健太郎監督らが登壇した。


参考:窪田正孝の“鱗赫”と清水富美加の“羽赫” 『東京喰種 トーキョーグール』新場面写真


 「ANIME EXPO」は、例年およそ10万人が訪れる、アメリカ最大級のアニメ、ゲームの祭典。「ANIME EXPO」で実写映画のワールドプレミア上映が行われるのは、本作が初めて。上映前、コスプレをしたファンなど約1000人の観客の前に登壇した萩原監督は、「ここロサンゼルスに『東京喰種』のワールドプレミアとして来られることがものすごく嬉しいです。みなさんに映画を楽しんでもらえることを祈ってます。今日は来てくれてありがとう」と英語で挨拶。窪田は「Hello. My name is Masataka Kubota.」と話し始めたものの、「僕はあまり英語が話せません」と告白しながら、「みなさん東京喰種は好きですか? 僕も東京喰種LOVEです。世界に誇る漫画を皆さんの手でもっと広めていただければ嬉しいです」とコメントした。


 上映後、拍手と歓声が沸き起こる中、窪田は劇中衣装でマスクを装着して登壇し、「Thank you very much!」と再び英語でコメントしながら、「先ほどブースを回って、みなさんそれぞれのコスプレで、作品を愛してる気持ちとか、役になりきれる瞬間を持っていることをすごく身近に感じられました。でも、どうか人だけは食べないでください(笑)。そして僕は八重歯がありますが、グールではありません!」と語り、会場を笑わせた。


 萩原監督は、グールのコスプレイヤーを見て、「こんなにも作品を愛してくれていて、その中に入りたい、という愛がすごく伝わってきました。もともと日本だけでなく世界中のグールファンに喜んでもらいたいという思いで作りました。だからこうやってみなさんがグールのいろんな格好をして、こんなに暖かい声援を受けられることが嬉しいです。思い描いていた夢よりも幸運な状況です」とコメント。配給会社・松竹の永江プロデューサーは「一番驚いたのは、皆さん愛が強い。僕は今日までカネキは窪田さんだけだと思っていたけど、今日だけで30人くらいカネキに会えました。みなさんそれぞれ愛があるので、本当にカネキに見えました。あと印象的だったのは、みんなラストのシリアスなシーンで笑っていましたが、まさかあそこで笑うとは、ということ」と、観客の意外な反応に触れると、窪田が「ザッツシリアス!」とツッコミを入れ、会場は笑いに包まれた。


 また、舞台挨拶後には、観客にペーパークラフトのマスクが配られ、1000人のファンと窪田でフォトセッションも行われた。


 なお、本作は今後、現地時間7月7日に、ドイツのベルリンで萩原監督が登壇するヨーロッパプレミアが行われるほか、7月10日には、窪田をはじめ、鈴木伸之、大泉洋、蒼井優ほか主要キャストと萩原監督が登壇予定のジャパンプレミアが開催される。(リアルサウンド編集部)