モリワキMOTULレーシングは、鈴鹿サーキットで7月27日~30日に開催されるFIM世界耐久選手権(EWC)の最終戦、“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制を発表した。
9年ぶりに鈴鹿8耐に参戦するモリワキ。2017年シーズンの鈴鹿8耐参戦に向け、2016年シーズンから全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスに復帰し、マシンとチームを熟成させてきた。
使用するマシンは、今年から新型になったホンダCBR1000RRにモリワキチューニングを施した、CBR1000RRモリワキ改。戦闘力が高まったマシンで2008年以来の鈴鹿8耐に挑む。
注目のライダーラインアップは、今シーズンの全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに同チームから参戦中のレギュラーライダーである高橋裕紀と清成龍一に加え、ホンダレーシングからブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)に参戦しているダン・リンフットを起用する。
ダン・リンフットは28歳のイギリス人ライダー。2009年からBSBに参戦し、2016年シーズンはポイントランキング4位を獲得したほか、2005年のMotoGP第9戦イギリスGPでは125ccクラスにワイルドカードで参戦し、9位でフィニッシュした実績を持つ。
鈴鹿8耐に再び登場する名門、モリワキMOTULレーシング。実力、経験を十分に兼ね備えた高橋と清成、BSBライダーのリンフットの3人で8耐初優勝を目指す。