映画『ハイジ アルプスの物語』日本語吹き替え版の声優が発表。あわせて吹き替え版の予告編が公開された。
同作はスイス人作家ヨハンナ・シュピリが1880年に出版した小説『アルプスの少女ハイジ』を原作にした実写映画。ハイジ役は500人の候補から選ばれ、同作が映画初出演となったアヌーク・シュテフェンが演じるほか、クララ役にイザベル・オットマン、アルムおんじ役にブルーノ・ガンツが名を連ねている。
吹き替え版でハイジの声を担当するのは花澤香菜。またクララ役に早見沙織、アルムおんじ役に茶風林、ペーター役に笹島かほる、クララの教育係・ロッテンマイヤー役に本田貴子がそれぞれキャスティングされているほか、演出を千葉繁が手掛けている。
花澤香菜はハイジ役を演じるにあたって、「どんな場面でも純粋な心で喋ることに気をつけました。以前スイスに行ったことがあり、そこで感じた空気や景色を思い出しながらアフレコしていました」とコメント。早見沙織は「クララは、穏やかでやさしくまっすぐな女の子なので、演じていてこちらもそんな気持ちを貰った気がします」と述べているほか、茶風林は「まっすぐな故に人間嫌いになってしまったおんじの厳しさ・恐さ、そしてハイジに出会って氷解してゆく心の行方を表現出来ればと思いました」と収録を振り返っている。
映画『ハイジ アルプスの物語』は、字幕版、吹き替え版共に8月26日から公開される。
■花澤香菜のコメント
・オファーについて
まさか自分にハイジを演じる機会があるなんて思わなかったので、とても嬉しかったです。
・アフレコを終えて
どんな場面でも純粋な心で喋ることに気をつけました。以前スイスに行ったことがあり、そこで感じた空気や景色を思い出しながらアフレコしていました。
■早見沙織のコメント
・オファーについて
お話を頂いたときは、まさか、と驚くと同時に、とても嬉しかったです。アフレコの際はとても緊張しましたが、ハイジ役の花澤さんをはじめ皆様と掛け合ううちに作品の世界に引き込まれました。
・アフレコを終えて
ハイジと接するときはお姉さんのように振る舞いつつ、それでもまだまだ子供らしさを感じられるような女の子になるよう意識しました。クララは、穏やかでやさしくまっすぐな女の子なので、演じていてこちらもそんな気持ちを貰った気がします。
■茶風林のコメント
・オファーについて
大好きな作品でしたので、喜びと共に、私に出来るのか?と緊張しました。
・アフレコを終えて
世渡りが下手で、まっすぐな故に人間嫌いになってしまったおんじの厳しさ・恐さ、そしてハイジに出会って氷解してゆく心の行方を表現出来ればと思いました。大変な役でしたがおんじ役を演じられた事は大変幸せで、私の役者人生の宝物の一つになりました。