フォーミュラEに参戦するアウディとシェフラーは、同シリーズ用のパワートレイン開発において、2019/20年シーズンまでの3年間に及ぶ技術協力契約を締結した。
アウディとシェフラーは2016/17年シーズンのフォーミュラEに、アプト・シェフラー・アウディスポーツとして参戦。現在チームランキング2番手につける強豪チームだ。
両社は6月10~11日に行われたベルリンePrixの会場で、2020年までフォーミュラEのパワートレイン開発で技術協力する契約を締結。既存のパートナーシップを、より長期的なものへと発展させていくこととなった。
この技術協力には、電動モーターやサスペンション、パワーエレクトロニクスの共同開発も含まれているといい、すでにフォーミュラEの次期パワートレインの基本コンセプトは完成。一部パーツについてはテストも実施しているという。
シェフラーのCTOを務めるペーター・グッツマーは、「シェフラーは、アウディとともにフォーミュラEに積極的に参戦し、ますます緊密になっているこのパートナーシップをさらに3年間締結することをうれしく思う」とコメントした。
「シェフラーは数十年にわたって、モータースポーツと、生産車向け部品の開発、製造でアウディと協力してきたが、両社はこの協力でも最善を尽くし、すばらしい成績を上げているアプト・シェフラー・アウディスポーツの成功を継続できると確信している」