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第30回東京国際映画祭「CROSSCUT ASIA」のテーマが「ネクスト!東南アジア」に決定

2017年07月03日 16:32  リアルサウンド

リアルサウンド

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 10月25日から11月3日まで開催される「第30回東京国際映画祭」(TIFF)より、アジア映画を取り上げる部門「CROSSCUT ASIA」のテーマが決定した。


参考:東京国際映画祭ディレクターが語る、日本映画界の課題「多様性が失われているのでは」


 今年で第4回を迎える「CROSSCUT ASIA」は、第27回(2014)に国際交流基金アジアセンターとの共催で新設された部門。アジアの国、監督、テーマなどに焦点を当て、アジア映画の特集上映を行う。「タイ」「フィリピン」「インドネシア」に続き、今年TIFFが取り上げるテーマは「ネクスト!東南アジア」。


 今年は、ASEAN(東南アジア諸国連合)設立50周年を迎える年ということもあり、アジア映画の若手発掘に力を注いできたTIFFは、東南アジアに注目した。


 2015年の「CROSSCUT ASIA」で特集され、三大映画祭(ベルリン、カンヌ、ヴェネチア)全てで受賞を果たしたブリランテ・メンドーサ(フィリピン)をはじめ、2015年TIFFコンペ部門で審査委員を務めた『ノルウェイの森』のトラン・アン・ユン(ベトナム)、『ブンミおじさんの森』でカンヌ・パルムドールを受賞したアピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ)、TIFFには過去12作品を出品し2006年コンペ部門では審査委員を務めたガリン・ヌグロホ(インドネシア)ら各国の監督たちが、期待を寄せる自国の若手監督の作品を推薦する。(リアルサウンド編集部)