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新コインランドリーが目黒に、代行サービスなど洗濯の選択肢広がる

2017年07月02日 21:04  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

店内の様子。シャンデリアがポイントだという Image by: FASHIONSNAP
ドイツ・ベルリン発のコインランドリー「フレディ レック・ウォッシュサロン(FREDDY LECK sein WASCHSALON)」が初上陸し、7月1日に1号店がオープンした。東急東横線 学芸大学駅から徒歩13分の目黒通り沿いに店舗を構え、カフェを併設することで洗濯だけではなくコミュニティーの場としても展開。8月には近年日本で注目を集めている洗濯代行サービスを開始する予定だ。

 「フレディ レック・ウォッシュサロン」は俳優業を経験したフレディ・レックがコインランドリーの不清潔な点を解決するために立ち上げたコインランドリー。1店舗のみの展開で、利用者がくつろいでコミュニケーションできるように、シャンデリアを取り入れたインテリアなど内装にこだわりを取り入れている。
 日本の展開を手掛ける藤栄は2009年から同ブランドの製品を取り扱っており、売上が毎年130%前後と好調に推移。近年は働く女性が増え、家事代行に対する需要が高まっていることから、ブランドの新しい展開として「フレディ レック・ウォッシュサロン トーキョー」のオープンを決めたという。内装は本国のデザインを踏襲。コインランドリーは「アクア(AQUA)」のオリジナル製品で、洗濯機2台、乾燥機9台、洗濯乾燥機4台を用意し、すべて運転前にクリーンアップするドラム洗浄機能が備わっている。1回の利用価格帯は100円~1,400円。また、スニーカー用洗濯機と乾燥機も1台ずつ完備している。バッグに詰めた洗濯物を洗濯から折り畳みまで行う洗濯代行メニューは、30L(1回1,500円)と50L(2,200円)の2種類があり、片道400円でデリバリーにも対応する。カフェラウンジや物販スペースも設け、カフェメニューではブレンドコーヒーやオーガニック レモネード、マフィン、チョコレートブラウニーなどをラインナップ。今後はワークショップなどのイベントを開催していくという。
 洗濯代行サービスは、日本では「ウォッシュ & フォールド(WASH & FOLD)」が展開しているほか、ソーシャルアパートメント「ワールドネイバーズ(WORLD NEIGHBORS)清澄白河」で導入されるなど広まりつつある。「フレディ レック・ウォッシュサロン トーキョー」では、幅広い世代が住むエリアであることから中間層をメインターゲットに設定。中目黒に旗艦店をオープンした「ウォッシュ & フォールド」について競合とは意識せず、「洗濯代行のカルチャーを一緒に盛り上げていけたら」(担当者)という。今後の店舗展開に関しては、街づくりの役割を果たすような場所を中心に検討していく考えだ。
■フレディ レック・ウォッシュサロン トーキョー住所:東京都目黒区中央町1-3-13最寄り駅:東急東横線 学芸大学駅 徒歩13分オープン日:2017年7月1日フレディ レック・ウォッシュサロン:公式サイト