2020年にデンマークでF1が初開催される可能性が浮上しており、そうなればケビン・マグヌッセンは母国GP出場の機会を得ることになる。
デンマークの新聞BTによると、同国の実業家ラルス・セイエル・クリステンセンとF1新オーナーのリバティ・メディアが、開催の可能性について先週ロンドンで話し合ったという。クリステンセンは、話し合いは前向に進んだと述べている。
「何よりもまず、政治的意志の決定とリバティ・メディアからの支援を取り付けることが重要だ。ロンドンでの会合はとてもポジティブなものだった。私はこれからの6カ月間で、必要不可欠となる投資家を計画的に集めていくことになるだろう」
報道によると、市内のランドマークを通過するタイプのストリートコースが、F1サーキット建築の専門家でデザイナーのヘルマン・ティルケによって、設計段階にあるという。
「コペンハーゲンの中心部にエキサイティングなコースを設けることについて、ティルケは問題ないと話している」とクリステンセン。
デンマーク出身のF1ドライバーであるマグヌッセンは、このプロジェクトに大きな関心を示し「なんて素敵なことなんだ! なんとか彼らがコペンハーゲンでF1を開催してくれることを、心から願っているよ」と語った。
この計画には政府も関与するとみられており、産業相のブリアン・ミケルセンは次のように述べている。
「計画が現実味を帯びてきたので、公表することになった。F1はコペンハーゲンにとって、この上ないブランド戦略になると考えている」