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『エヴォーラ・スポーツ410 GP EDITION』追加など、ロータスが全ラインアップ刷新

2017年06月30日 16:22  AUTOSPORT web

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スペシャルカラーの『エヴォーラ 410 GP EDITION』
ロータスの日本正規輸入総代理店を務めるエルシーアイは、6月23日より現行全モデルのラインアップを見直し、高性能版の『エヴォーラ・スポーツ 410 GP EDITION』や、『エリーゼ』に豪華装備を簡略化して基本に立ち返った500万円を切る価格設定のモデルなどを追加。全国18の正規販売代理店を通じて発売を開始すると発表した。

 今回のラインアップ刷新では“究極のライトウェイト・スポーツ”として唯一の存在ともいえる『エリーゼ』の伝統に立ち返り、すべてのラインアップを“ライトウェイト”、“スポーツ”、“ロータスらしさ”を軸に再構築。

 同社を代表するアイコン的存在とも言える『エリーゼ』のレンジでは、既存のエリーゼ スポーツ/エリーゼ スポーツ 220に数々の新コンポーネント採用することで、「より軽く、よりロータスらしく」のコンセプトに近づけた『エリーゼ スポーツ II/エリーゼ スポーツ 220 II』や、新型軽量鍛造アロイホイールを始め、カーボンファイバー・バケットシートの採用や、ポリカーボネート・リアウィンドウとしてエリーゼ スポーツ比で26kgもの軽量化を実現した『スプリント/スプリント220』などを追加した。

 さらにもっともベーシックな『エリーゼ』においては、エアコン、オーディオ、フロアマットを外すなどして約15kgの軽量化を実現し、コーリン・チャップマンの基本理念である「軽量であること」を貫き、500万円を切る税込み496万8000円の価格を実現した。

 また、エリーゼの上級ラインとなる3.5リッターV6スーパーチャージャーを搭載する『エキシージ』レンジでは、ベーシックな『エキシージ スポーツ350』も従来比51kgの軽量化に成功している。

 さらに350をベースにカーボンコンポジットパネルからポリカーボネイト製リヤウインドウ、専用のホイールやバッテリーなどの採用で26.3kgの軽量化と、25馬力の出力増強を図った『エキシージ スポーツ 380/エキシージ カップ 380』も登場。

 新たに採用されたエアロパーツにより、最大200kgものダウンフォースを得た上、わずか3.7秒で100km/hまで加速し、トップスピードは286km/hというスーパースポーツ並みの性能を誇っている。


 そして、2+2の“ミッドシップ・4シーター”という新たな世界観を示す『エヴォーラ』レンジも、さらなるパフォーマンス追求の改良が施され、2015年登場の『エヴォーラ 400』に加え、圧倒的な軽さ、さらに強化されたパワー、飛躍的に向上した空力性能を実現すべくチューニングが施された『エヴォーラ スポーツ 410』と、そのエクステリアに、1972年から1966年までF1を戦った往年の“チーム・ロータス”を彷彿とさせる象徴的なカラースキームを採用した『エヴォーラ スポーツ 410 GP EDITION』も登場。

 エマーソン・フィッティパルディ、ロニー・ピーターソン、マリオ・アンドレッティ、ナイジェル・マンセル、アイルトン・セナといったF1史上、偉大なドライバーたちがドライブした、あのブラック&ゴールドのマシンを思わせる、特別なカラーをまとった1台となっている。

 価格はローレンジのエリーゼを皮切りに、『エリーゼ スポーツ II/エリーゼ スポーツ 220 II』が各550万8000円/669万6000円。同じく『スプリント/スプリント220』は各626万4000円/745万2000円。

 そしてエキシージ・ラインでは『エキシージ スポーツ350』がクーペ、ロードスターともに972万円。『エキシージ スポーツ 380』もともに1123万2000円。クーペのみのトラック仕様となる『エキシージ カップ 380』が1366万2000円。

 さらにエヴォーラは、『400』が1258万2000円。『スポーツ 410』が1344万6000円。そしてスペシャルカラーの『エヴォーラ スポーツ 410 GP EDITION』が1479万6000円となっている。

ロータスコール:0120-371-222