トップへ

世界唯一、黒い花のみを扱う「黒い花屋」会員制でスタート

2017年06月30日 09:23  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

写真
世界で唯一の黒い花の専門店「黒い花屋」が、7月13日から販売を開始する。プロダクト第1弾はクラウドファンディングサービス「マクアケ(Makuake)」で9月29日18時までの期間、一輪挿しや会員証をリターンとして用意。また開始時期限定で、一輪挿しと会員証をセットにしたプラン(100セット限定)などを割引価格で販売する。

 「黒い花屋」は、代表を務める吉田耕が花をプレゼントしようと思った時に、可愛いものが多くシックな色が少ないことに疑問を感じたことをきっかけにスタートしたという。また、花屋の仕入れの問題や労働環境など花の売り方が大きく変わっておらず、捨てなくてはいけない花の量が以前と変わらず多いことなどビジネスの課題に着目。会員制で展開し、花の選別からアレンジまで独自の方法でアプローチする。フラワーディレクターとして、松本亨と濵太洋によるユニットIvreが監修や市場からの仕入れを担当し、国内生花市場の3~5%しか入荷がない希少な黒い花のみを販売。クリエーティブスタッフには、DREAMS COME TRUEなどのCDジャケットデザインを手がけるアートディレクター高松憲司や、color.のプロダクトデザイナー シラスノリユキを迎え、日本で150年間変わらなかった生花店業界に新風を吹き込む。会員の有効期限は設けない。
 通常販売および都内限定で展開するBtoBについてはLINE@を活用し、クリスマス商戦にあわせて今年12月以降に開始する予定。2018年以降は作家の1点ものの花瓶や、100年続く染め物職人と共同制作するドライフラワーの販売などを計画しているといい、新しい生花の品種発掘や開発などにも尽力する考えだ。実店舗の出店はしない予定だという。
■黒い花屋:公式サイト
<クラウドファンディングでの販売について>※すべて税別・花1セット+会員証(※100セット限定):通常1万8,000円 → 1万円※セット内容は花1輪+スタンド+花瓶
・会員証(※200限定):通常8,000円 → 6,800円※12月から常時購入が可能。限定デザインのプラスチックカードを配送
・花1セット+会員証:通常3万8,000円 → 3万2,300円
・花3セット+会員証:通常3万8,000円 → 3万2,300円
・花 毎月12セット+会員証:通常3万8,000円 → 3万2,300円