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ニトリHD似鳥会長が構想するアパレル事業は40歳以上がターゲット?

2017年06月29日 13:34  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

説明会の様子 Image by: FASHIONSNAP
ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長が6月28日、東京本社で開かれた2018年2月期の第1四半期連結決算説明会でアパレル事業の構想を一部明かした。

 似鳥会長は今年2月にアパレル業界に参入する意向を示し、話題を集めた。今回の説明会では「まだ何も進展していないので具体的に発表できるものはない」としながら、40歳前後またはそれ以上をターゲット層として想定しているという。その狙いについて「同世代に向けたファッションがないと思う。デパートには置いてあるが、(大衆の人は)なかなか買いづらいのでは」と述べ、「チャンスがあれば取り組んでみたいと思っている」と引き続き展開への意欲を見せた。
 同社の2018年2月期の第1四半期連結決算ついては、売上高が1,475億1,600万円(前年同月比7.6%増)、営業利益が257億1,900万円(前年同期比5.6%減)、経常利益が260億1,000万円(前年同期比6.0%減)、四半期純利益が190億8,100万円(前年同期比12.8%増)と発表。都心部を中心に出店を拡大し新規客層を獲得したことで売上高が伸びたが、出店に伴うコストの増加により販売管理費がかさみ、営業利益と経常利益が2年ぶりに落ち込んだ。