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繊維産業とファッションの今を伝える書籍「FASHION ∞ TEXTILE」が発売、糸編の宮浦代表著

2017年06月29日 13:34  Fashionsnap.com

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FASHION∞TEXTILE(ファッション・テキスタイル)繊維産地への旅
糸編の宮浦晋哉代表による著書「FASHION∞TEXTILE(ファッション・テキスタイル)繊維産地への旅」が、7月15日に発売される。デザイナーと繊維産地のコラボレーションなどを取り上げ、ファッション産業が目指すべき姿を160ページにわたって提案。デザイナーやアパレルメーカーには「繊維産地や工場情報」、繊維メーカーには「デザイナーの意見や要望」、一般には「服作りの背景」がわかる内容になるという。価格は税別2,980円。

 著者の宮浦代表は1987年千葉県生まれ。2012年に日本のものづくりの発展と創出を目指すキュレーション事業「Secori Gallery」をスタートし、2013年に「Secori Book」を自費出版。同年、コミュニティースペース「セコリ荘」を月島に、2015年に金沢にオープンした。今年、株式会社糸編として法人化。チーム全体で年間200社の繊維工場を回りながら、人材発掘と育成を目指した学校「産地の学校」運営、テキスタイルのプラットフォームメディア「TEXTILE JAPAN」運営、産地企業・アパレル企業と協働した素材・ 製品開発、国内外のブランドへの素材提案・輸出・生産サポート、国内産地に関する執筆・ コンテンツ制作・展示会企画・イベント企画、場の運営など、国内のものづくりの発展と創出を目指し活動している。同書については、出版社「ユウブックス」から声がかかっていたこともあり、法人化とセコリ荘のリニューアルのタイミングで出版を決めた。宮浦代表は「僕たちのこれまでとこれからの活動の目的そのものではあるが、ファッションとテキスタイル産地がもっとリンク(∞)して欲しいという想いから書名を『FASHION∞TEXTILE』にした」とコメントしている。