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実用的ラゲッジに部分自動運転も実現した『BMW・5シリーズツーリング』が登場

2017年06月28日 18:02  AUTOSPORT web

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『新型BMW 5シリーズ ツーリング』
今年2月に最新世代に生まれ変わったBMWの主力Eセグメント、5シリーズに早くも『新型BMW 5シリーズ ツーリング』が登場。セダン同様に、部分自動運転を可能とした革新的な運転支援システムを採用し、スポーティかつエレガントなスタイリング、BMWならではの高い走行性能を持ちながらも、ツーリングとしての多才な機能性をあわせ持つモデルとして、大きな進化を遂げている。

 ツーリングとして最大のポイントとなる荷室容量は570リッターを実現し、最大で1700リッター(先代モデルよりも30リッターの拡大を実現)まで拡張することが可能。

 ボタンによるワンタッチ操作で可倒可能な40:20:40分割可倒式リヤシートや、、テールゲート全体を開けることなく小さな荷物の出し入れが可能な独立開閉式リヤウインドウも採用した。

 さらに、ラゲッジルーム下に小物を収納できる床下収納や、リヤシートを完全に折りたたんだ状態でも荷室が使用でき、かつ前席乗員の安全が確保されるラゲージパーティションネットが標準で装備されている。

 搭載されるエンジンはディーゼルが523d、ガソリンが523i、530i、540iの4機種となり、最大出力340PS/450Nmの3.0リッター直列6気筒ガソリンターボの540iのみ、xDriveと呼ばれるBMW自慢のインテリジェント4輪駆動システムを組み合わせる。先代までは左ハンドルが基本だったこのxDrive仕様も、この最新モデルからは全車右ハンドルとなる。

 また、リヤサスペンションには、セルフレベリング機能付きのエアサスペンションを、すべてのモデルにおいて標準装備。そのほか、時速約60km未満ではフロントと逆位相に、時速約60km以上では同位相にリヤホイールを操舵するインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングも、5シリーズを特徴付ける機能として引き続き採用されている。

 そして、こちらもサルーンと同様に、ルームミラー内にステレオカメラを内蔵し、ミリ波レーダーセンサーを前方に3基、後方に2基装備することにより、日常走行域での急停止や飛び出し等を瞬時に判断し警告すると共に、夜間や悪天候下でも安定して検知し警告することにより、安全をサポートする部分自動運転の技術も搭載。

 ステアリング操舵によるレーンアシストや、サイドの前後左右に設置された4つのセンサーが車両側面の交通状況を監視し、隣車線で走行する車両が自らの車線に入ってくるなど、側面衝突の危険性が高まった場合には、ステアリング操作に介入し衝突を回避するアクティブ・サイド・コリジョン・プロテクションなど、最新の運転支援技術が採用されている。

 各グレードともに、通常トリムに加えラグジュアリー、Mスポーツなどのデザインラインが用意され、価格は650~1069万円。

 6月22日から発売開始となっており、納車は7月開始を予定。523iのみ、9月からと遅れてのデリバリーとなっている。
BMWカスタマー・インタラクション・センター:0120-269-437
BMWインターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp