河瀬直美監督の映画『光』の劇中映画『その砂の行方』が、6月30日と7月1日に東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開される。
現在公開中の『光』と併映される『その砂の行方』は、脚本から撮影に至るまで、河瀬監督をはじめ、『光』と同じチームが手掛けた16分の短編作品。かつてサンドアートで一世を風靡した吉原重三が、認知症の妻・時江を追って砂浜を歩き続けるというあらすじだ。『その砂の行方』の監督は、『光』で藤竜也が演じている北林が務め、北林自身が吉原役を演じているという設定となる。時江役は神野三鈴が演じている。
初日の6月30日には、藤、神野を迎えたトークイベントを予定。また今後の上映スケジュールは『光』のオフィシャルサイトで確認しよう。