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河瀬直美監督作『光』の劇中映画『その砂の行方』公開決定 初日にはトークイベントも

2017年06月28日 12:03  リアルサウンド

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 河瀬直美監督作『光』の劇中映画『その砂の行方』が、6月30日より劇場公開されることが決定した。


(参考:『光』視力を失いゆくカメラマンがもがき苦しむ予告映像 永瀬正敏「“遺作”を観た様な感覚」


 本作は、 第70回カンヌ国際映画祭にてコンペティション部門に正式出品され、日本人女性監督初のエキュメニュカル審査員賞を受賞した『光』の劇中映画。藤竜也が主演を務めた1つのオリジナル映画として製作された16分の短編作品で、劇中で使用された部分だけではなく全編を『光』と併映する。


 監督は、藤竜也演じる本編『光』に登場する北林という設定ではあるが、 河瀨監督はじめ、本編と同じチームが脚本から撮影までを手掛けた。運命の女性に囚われ、過去に執着する男・重三を、その北林自らが熱演し、認知症の妻・時江役を神野三鈴が演じている。


 なお公開初日には、藤竜也らを迎えたトークイベントの開催を予定している。


(リアルサウンド編集部)