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舞台『ヘドウィグ』特別公演、生みの親J・C・ミッチェル主演&中村中も

2017年06月27日 12:21  CINRA.NET

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『HEDWIG AND THE ANGRY INCH ブロードウェイミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」特別公演』メインビジュアル
舞台『HEDWIG AND THE ANGRY INCH ブロードウェイミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」特別公演』が、10月14日から東京・渋谷の東急シアターオーブ、10月17日に大阪・NHK大阪ホールで上演される。

1997年にアメリカ・ニューヨークのオフ・ブロードウェイで初演された『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』。性転換手術に失敗したロックシンガーのヘドウィグが、自身の「かたわれ(=愛)」を求めて全米各地を巡るというあらすじだ。世界各地で上演され、2001年には映画化もされた。日本語版ではこれまでに三上博史、山本耕史、森山未來らがヘドウィグ役を演じた。

今回の公演でヘドウィグ役を演じるのは、同作の原作者で俳優、映画監督のジョン・キャメロン・ミッチェル。ヘドウィグのバンドメンバー・イツァーク役に2007年の公演に引き続いて中村中がキャスティングされている。演出はヨリコジュン、音楽監督は岩崎太整が務める。作詞、作曲はスティーヴン・トラスクが担当。チケットの一般販売は7月29日10:00から開始する。

なお映画版『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』でもメガホンを取ったミッチェルの監督作『HOW TO TALK TO GIRLS AT PARTIES(原題)』が、12月1日から東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。

■ジョン・キャメロン・ミッチェルのコメント
日本のみなさん、こんにちは。
今年10月に「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」特別公演のため、東京と大阪に来日します。
イツァーク役で共演するのは、美しく素晴らしい才能の持ち主、中村中。
彼女は10年前にもイツァークを演じていて、彼女と共演できることが本当に嬉しいです。
そして、ヘドウィグの物語を再びお伝えできることに、今からワクワクしています。
ぜひ、ヘドウィグのことを知らないお友達を連れて観に来てください。
私たちはみんな家族、そして新しい家族は大歓迎です。
ヘドウィグから、愛をこめて。みんなにお会いできるのを楽しみにしています。

■中村中のコメント
2007年の演出・鈴木勝秀、主演・山本耕史版へドウィグから早10年、ふたたび哀しくも美しいグラム・ロックバンド“ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ”の一員になり、スティーヴン・トラスクの素晴らしい楽曲と戯れられる日が来るなんて、運命は粋ないたずらをします。
しかも今度はニューヨークのオフ・ブロードウェイ版でも映画版でも人々を魅了した“元祖ヘドウィグ”ジョン・キャメロン・ミッチェルと一緒だなんて、私は今幸運の雨を全身で浴び、心まで濡れています。
映画版の“アングリーインチ”はドイツのヘドウィグ、ユダヤのイツァーク、アメリカや中国と様々な国籍のメンバーの集まりでした。アメリカ生まれのジョンと日本生まれの私が一緒に舞台に立ち、様々な壁を越え、愛し合い、最新の最高の“ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ”に成れたらと思います。