今年のイギリスGPは、初めての取り組みとして4日間の全日程でコースイベントを開催し、木曜日にはF1の下位カテゴリーのプラクティスセッションを行う予定だ。
併催レース開催時の過密スケジュールに余裕を持たせるため、F2とGP3のプラクティスセッションが金曜日から木曜日に移動することになる。
新たなタイムテーブルが最終決定した時点でサーキット側は木曜日限定チケットの販売を開始する。また、週末の通しチケットを持っていれば、木曜日の入場も可能になる。
この動きは今までに前例がないことではなく、オーストラリアGPでは何年にもわたって、非選手権形式のスーパーカーイベントを含めたレースイベントが4日間の全日程で行われ、マレーシアGPでも木曜日にGP2(現F2)のプラクティスセッションが行われてきた。
「我々はF1とFIAとともに実現に向けて取り組んでいるところだ」とシルバーストン・サーキットの広報担当者は述べた。
「まだ完全に承認されたわけではない。すぐにでもF1からシルバーストンのタイムテーブルが発表されると思うが、それをもって木曜日のイベントの最終確認となる」
「確認がなされたら、木曜日午後のイベントを週末通しチケットの購入者に解放する。また、夜のトラビスのコンサートにも入場できる木曜日限定チケットも販売する」