スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは6月26日、鈴鹿サーキットで6月30~7月1日に開催する公式テスト鈴鹿のエントリーリスト改訂版を発表した。GT300クラスのシンティアム・アップル・ロータスが参加を取り消している。
この公式テスト鈴鹿は、8月末のシリーズ第6戦鈴鹿1000kmを占う上で重要な走行チャンスと言えるもの。GT500クラスでは同大会にスポット参戦するジェンソン・バトンや小林可夢偉も参加するなど、ファンの注目も高い。
当初は両クラスあわせて42台が名を連ねていたが、26日(月)に発表されたエントリーリスト改訂版ではロータスがエントリーを取り消し。全41台が参加する形となった。
参加見送りについて、エントラントであるCars Tokai Dream28はFacebook上で、公式テストSUGOでのクラッシュダメージが大きく、修復が間に合わないことが理由だと説明している。
ロータスは6月17~18日にスポーツランドSUGOで行われた公式テストに参加したが、テスト2日目となる18日午前のセッション中にau TOM'S LC500と接触してクラッシュ。この際、マシンのリヤを大きく破損しており、その後を走行を取りやめていた。
なお、チームは7月22~23日開催の第4戦SUGOに向けては「万全の体制で臨みたいと思いますので、引き続き応援、ご協力お願いいたします」とコメントしている。
また、公式テスト鈴鹿のエントリーに関しては、6月22日付けで埼玉トヨペットGreen BraveマークX MCがドライバーを変更。当初、第3ドライバーに名を連ねていた平沼貴之がエントリーを取り消している。