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阿部寛×松嶋菜々子 『新参者』シリーズ完結編の映画『祈りの幕が下りる時』

2017年06月26日 12:21  CINRA.NET

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左から阿部寛、松嶋菜々子 ©2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会
映画『祈りの幕が下りる時』が2018年に全国で公開される。

同作は、阿部寛演じる刑事・加賀恭一郎を主人公にした、東野圭吾原作による『新参者』シリーズの完結編。同シリーズではこれまでに連続ドラマ『新参者』、ドラマ『赤い指~「新参者」加賀恭一郎再び!』『“新参者”加賀恭一郎「眠りの森」』、映画『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』が制作されている。今回のあらすじは、シリーズ内で触れられていながら明らかにされてこなかった加賀の母の失踪にまつわる謎が明らかになるというもの。

出演者は、阿部をはじめ、加賀の従兄弟で刑事・松宮脩平役の溝端淳平、加賀の父を看取った看護師・金森登紀子役の田中麗奈、加賀と確執のあった亡き父・隆正役の山崎努が続投するほか、新たに女優で演出家の浅居博美役を演じる松嶋菜々子や、小日向文世、伊藤蘭らが出演する。阿部と松嶋は今回が初共演となり、阿部は「松嶋さんとの共演は初めてで、どんな博美を目の前で見られるのか楽しみにしています」、松嶋は「阿部さんとは初めてご一緒させて頂きますし、長年の人気シリーズに参加させていただくことをとても光栄に思っております」とコメント。

メガホンを取ったのは、2008年の映画『私は貝になりたい』の監督や、テレビドラマ『華麗なる一族』『半沢直樹』『下町ロケット』などの演出を手掛けた福澤克雄。脚本は、2014年に『TBS連ドラ・シナリオ大賞』佳作を受賞した李正美が担当した。

■阿部寛のコメント
3年ぶりに加賀恭一郎を演じることになりました。このシリーズは人形町から始まりました。今回は人形町でも撮影をしているのですが、ここに帰ってくると気持ちが引き締まり、「新参者」をやっていた当時の思いがよみがえります。加賀は父親との間に確執があるんですが、今回の話では母親のことも初めて描かれ、さらにそのことが捜査にも絡んでくるという展開です。また松嶋菜々子さんが事件の鍵を握る人物・博美を演じますが、共演は初めてです。どんな博美を目の前で見られるのか楽しみにしています。映画『祈りの幕が下りる時』は来年公開です。是非お楽しみに。

■松嶋菜々子のコメント
阿部さんとは初めてご一緒させて頂きますし、長年の人気シリーズに参加させていただくことをとても光栄に思っております。私が演じる浅居博美という役は、悲しい過去を背負った陰のある女性という印象です。撮影にはこれから合流となりますが、レギュラーの出演者の皆さんと共に素敵な作品にできたらと思っております。

■東野圭吾のコメント
ついにこの小説が映像化されるのかと思うと、感慨深く、そして末娘を嫁に出すような寂しさがあります。
とはいえ阿部さんはもちろんのこと、この役者さんたち、このスタッフならば何の心配もないと確信しております。良き作品に仕上がることを祈っています。