トップへ

ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第8戦オランダGP 初日レポート

2017年06月24日 17:42  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア
オランダGP初日は鳥羽が16番手
アティラプワパは31番手スタート

2017年6月23日(金)
Rd.08 オランダGP
TTサーキット・アッセン
コンディション:ドライ
気温:22℃ 路面:30℃

 第8戦オランダGPが、TTサーキット・アッセンで初日の走行を迎えました。Moto3クラスは、午前と午後にそれぞれ40分間のフリー走行を実施。Honda Team Asiaの鳥羽海渡は1分43秒620の自己ベストタイムで初日16番手。チームメートのナカリン・アティラプワパは1分46秒034で31番手につけました。

 同地は天候が不安定な「ダッチウェザー」で知られていますが、午前のFP1はドライコンディションを維持し、アジア出身の両選手はしっかりと走り込んでコースへ順応しました。このセッションで鳥羽が17番手タイム、アティラプワパは31番手を記録しました。

 午後のFP2でも、幸い大きな天候の崩れはありませんでした。鳥羽とアティラプワパは周回を重ねてセットアップやコースの攻略を進め、今後に向けて有意義なセッションになりました。このセッションでのタイムは鳥羽が15番手、アティラプワパは31番手でした。

 明日のFP3は、現地時間午前9時(日本時間午後4時)にスタートする予定です。

鳥羽海渡 (16番手 / 1'43.620 / +1.206)
「初日のセッションとしては、今シーズンで最良の走り出しになりました。ライディングポジションを少し変更したことで全体的なフィーリングが向上し、今日は最初から攻めの走りができました。アベレージタイムも少しずつ上がっているので、いい手応えを掴めています。明日は自分の力をしっかりと発揮して、いいグリッドを獲得できるようにがんばります」

ナカリン・アティラプワパ (31番手 / 1'46.034 / +3.620)
「このコースを走るのは今日が初めてなので、難しい初日になりました。切り返しの多いサーキットレイアウトなので、今のところはまだ苦戦していますが、明日は速いライダーたちの走りを参考にしながら、自分のライディングを改善したいと思います」

岡田忠之 チーム監督
「ナカリンはこのサーキットでの走行経験がなく、今日はコースを覚えることに一日を費やしました。このサーキットは特に攻略が難しいコースですが、立ち上がりでスピードに乗せていくいいライン取りを理解すれば、タイムアップに繋がるでしょう。鳥羽は、ライディングポジションを見直すことで、今シーズン前半に抱えていたフロントの信頼感をかなり取り戻せるようになりました。微妙な変更でも大きな前進を果たすことがあるものですが、今の鳥羽はまさにその好例です。マシンの上で体を動かす自由度も高くなり、いい方向に進んでいます。明日も引き続き、この調子でがんばってほしいと思います」