先日の発言小町に「仕事ができるせいで婚活がうまくいきません」という相談があった。トピ主は介護会社に勤める37歳女性。本人いわく、25歳から管理職についているので出世頭、年収350万円、そこそこ若く見られます」。しかし、バリバリ働いてきたからか「普通の男性は尻込みしてしまうようで、今まで男性とお付き合いはしていませんでした」という。
最近になって結婚願望が強くなり、婚活パーティーにたくさん参加しているが、なかなかアプローチしてくれる男性が現れない。「きっと尻込みをしているのだと思います」と自己分析するトピ主は、こう書き込んでいる。
「正直、アプローチをしていただければ、最低限の条件を満たす男性なら、結婚しても良いと考えています」
「私に釣り合う男性は婚活パーティーにはいないのでしょうか?」
条件は自分と同世代で、20代から管理職についている年収800万円以上の男性。その上で、こう訴える。
「私自身が仕事をバリバリこなし、出世街道を走ってきたキャリアウーマンであるため、同じような優秀な男性を求めているだけです」
最後に、「私に釣り合う尻込みをしない男性は婚活パーティーにはいないのでしょうか?良い方法があれば、教えてください」と問いかけた。
ん?出世頭で年収350万円?男性が尻込みするから交際経験がない?37歳でアプローチ待ち?「最低条件」が20代から管理職で年収800万円の男性?…読めば読むほどツッコミどころが満載で、ちょっと気の毒になってしまうレベルだ。
この投稿に対し、当然のごとくツッコミコメントが殺到した。
「トピ主さんはキャリアウーマンには該当してないように思います」
「37歳で管理職で年収350万は少ないです」
ほかにも、「トピ主さんに尻込みしているのではなく、興味がないだけです」とか、「年収800万以上での同年代男性は婚活市場には出てこない」などの厳しい指摘が相次いでいる。レスは250以上にのぼり、アクセスランキングで1位になるなど注目が集まっている。
アプローチを待つトピ主、「探さない、待つの」でいいのか
ちなみに、内閣府男女共同参画局のサイトで学歴別の平均年収を見ると、女性の平均は35~39歳(大学・大学院卒・正規雇用)で500万円以上だ。書き込みでは、介護業界の報酬の低さに驚く人や、「人手不足の業界じゃ若いうちに管理職になるのも当たり前」と嘲笑うようなコメントもある。
また、「何故、自分からアプローチしないのでしょうか?」という問いも多数ある。
「(中略)皆カップリングを目指して相手を探しているのに、何故"壁の花"、天を仰いで口を開けて待っているのでしょうか?」
これを見て、筆者はお笑い芸人ブルゾンちえみのキャリアウーマンネタを思い出してしまった。「花は、ミツバチを探しますか?探さない、待つの」というやつだ。ブルゾンさんがコミカルに、ありえないキャリアウーマンキャラを演じるのは朗らかに笑えるが、こちらはどうも、うーんと首をかしげるしかない。条件を忘れて謙虚な姿勢で、しかし自分から動かなければ可能性はゼロに近いだろう。
レスの中には「面白い!私は主さんみたいな超ポジティブ思考な人嫌いじゃないですよ笑!!!いいと思います」というコメントもある。「多分主さんに釣り合う素晴らしい男性は見つけるの難しいと思いますが、頑張ってください」と応援していた。