全日本F3選手権第10戦/第11戦は6月24日、鈴鹿サーキットで公式予選が行われ、両戦とも坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得。宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F314)が2番手に続いた。
『SUZUKA Race of ASIA』としてブランパンGTシリーズ・アジア、ランボルギーニ・スーパートロフェオ等とともに開催されている全日本F3第5ラウンド。ただ、ブランパンGTやスーパートロフェオで赤旗中断が相次いだことから、定刻の35分遅れとなる11時35分に予選がスタートした。
今回の予選は30分1回で行われ、ベストが第10戦の、セカンドベストが第11戦のグリッドとなることから、序盤から各車がまず一度アタックを展開。まずは坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が1分53秒116を、次いで金曜専有走行でベストタイムをマークした宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F314)が1分53秒606をマークし続いた。
最終的に多くのマシンがベストを更新したが、1分52秒746というタイムをマークしたのは坪井。これで坪井は第10戦/第11戦ともポールを獲得。宮田が両戦とも2番手につけ、カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S勢がフロントロウを占めた。第10戦の3番手はアレックス・パロウ(THREEBOND)、第11戦は高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)が3番手につけた。
F3-Nは、両戦ともDRAGON(B-Max Racing F306)がポールポジションを獲得。第10戦は長谷川が2番手、第11戦は植田正幸(Rn 山下製作所 F308)が2番手となった。