IT機器リサイクル事業を展開しているリングローは6月23日、「イマドキ大学生のパソコンに関する意識調査」の結果を発表した。調査は6月8日~17日、現役大学生279人を対象にインターネットで行った。
パソコンは勉強・就職、スマホはプライベート
大学生に持っているインターネット端末の種類を聞くと、90%が「パソコンを持っている」と回答した。「スマホ」所持率の99.3%には及ばないが、ほとんどの大学生はパソコンを所持しているようだ。
一方でメインに使うインターネット端末を聞くと、最も多かったのは「スマホ」(87.5%)。2位の「パソコン」は大きく差をつけられ11.1%に留まっている。
「パソコン」で入力・記録するものについては1位「講義レポート」(97.5%)で、2位「エントリーシート」(48.2%)、3位「履歴書」(29.1%)と勉強・就職関係で使用することが多い。
「スマホ」では「SNS投稿」(92.3%)、「スケジュール」(59.4%)、「日記」(17%)とプライベート面での使用が多い。しかしスマホで「講義レポート」を作成する人も12.2%と、8人に1人はいるようだ。
パソコンは「メーカーにこだわりはない」が最多
1週間のパソコン使用頻度を聞くと、「6日以上」が最多の31.9%。次いで「2~3日」(29.4%)、「4~5日」(24%)、「0~1日」(14.7%)と続き、"パソコン離れ"が進んでいるとは言いきれない。ちなみにスマホの使用頻度は「6日以上」が100%だった。
使いこなせるパソコンの機能を聞くと、1位が「インターネット」(98%)で、以降「文書作成」(93.7%)、「メール」(91%)と続く。一方「表計算」は64.7%と最も低く、自信を持って使えない人が多いことがわかった。
パソコンの購入を検討するとき、最も欲しいと思うパソコンメーカーを聞くと「メーカーにこだわりはない」(39.8%)と「Apple」(37.6%)と二極化している。また「日本のメーカーであればなんでも良い」というコメントの一方で「自作パソコン」を検討する、という声も出ていた。