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ジョニー・デップ、トランプ大統領にまたしても噛みつく 「最後に俳優が大統領を暗殺したのはいつ?」

2017年06月23日 18:34  Techinsight Japan

Techinsight Japan

J・デップ「俳優が大統領を暗殺したのって、いつだっけ?」
「いじめっ子って意味じゃ、ある意味クリエイティブな人間だな。」 「ドナルド・トランプは一体どういう人間なのか…。俺はこう思うぜ、アイツはガキだ。」 「アイツは全てが自分のものだと思っているんだろう。」 トランプ大統領が国のトップになる前から、このような発言で“アンチ・トランプ”であることを公言していた俳優ジョニー・デップ。彼がこのほどイングランドにて映画の上映会に出席し、またもやトランプ氏につき過激なコメントを放った。

このほどジョニー・デップが現在開催中の「グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)」に出席。2004年の映画『リバティーン』の上映を前に、観客にむかってこう囁いた。

「ねえ、トランプをここに連れてきてくれないか?」

これに大ブーイングした観衆に対し、ジョニーは「違う、違うってば」「みんな完全に誤解しているぜ」と述べ、こう付け加えた。

「ただ彼には必要なのさ…そう、助けがね。」
「ねえ、最後に俳優が大統領を暗殺したのって、いつだったっけ?」

これに観客は歓声をあげジョニーも満足そうにその様子を眺めたが、最後は「少々まずい」と思ったのか、こうコメントしている。

「俺は役者じゃない。生活のために嘘をつくけどな。でも結構時間も経っていることだし、そろそろかもな。」
「ただの質問だ。なにかを遠回しに言っているワケじゃないぜ。」

ジョークとはいえ物騒なジョニーの発言に「笑えない」と思ったアメリカ人は多かったもよう。「これはない」「どうかしている」という批判の声もあがっており、トランプ大統領がTwitterでジョニーを批判するかにも注目が集まっている。ちなみに俳優に暗殺された大統領といえば、第16代米大統領エイブラハム・リンカーンだ。リンカーン大統領は観劇中に俳優ジョン・ウィルクス・ブースに撃たれ死亡している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)