「メルカリ」ウェブ版で5万人以上の個人情報が流出

メルカリが6月22日、フリマアプリ「メルカリ」のWeb版において、最大5万4,180人のユーザーの個人情報が他者から閲覧できる状態になっていたことを発表した。閲覧された可能性のある個人情報は、①名前・住所・メールアドレス・電話番号、②銀行口座、クレジットカードの下4桁と有効期限（登録しているユーザーのみ）、③購入・出品履歴、④ポイント・売上金、お知らせ、やることリスト。



　メルカリは、Web版のメルカリにおけるパフォーマンス改善のためキャッシュサーバーの切り替えを行って以降、一部ユーザーの情報について他者から閲覧できる状態になっていたことがユーザーからの問い合わせで発覚したと説明。発覚後、Web版のメルカリをメンテナンス状態とし、原因の究明と問題の解消を行うとともに経緯や対象範囲の確認を行った。現在は対応を完了しており、通常通り利用できる。メルカリは今後、個人情報を閲覧された可能性のあるユーザーに対し、メルカリ事務局からメルカリ内の個別メッセージで連絡するという。