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ピエール・ガスリー、フォーミュラE参戦か。ブエミの代役でニューヨーク戦出場との報道

2017年06月23日 13:12  AUTOSPORT web

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2017年、スーパーフォーミュラに参戦しているピエール・ガスリーがフォーミュラEにスポット参戦すると報じられた
2017年、レッドブルF1のリザーブドライバーを務めながら、TEAM無限から全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦しているピエール・ガスリーが、フォーミュラEにスポット参戦すると報じられた。

 ガスリーが出場するとされたのは7月15~16日に行われる第9・10戦ニューヨークePrix。日程が重複しているWEC世界耐久選手権に出場する予定のセバスチャン・ブエミの代役として、ルノー・e.ダムスから参戦する見込み。

 フォーミュラE参戦に先駆け、ガスリーはダムスのファクトリーを訪問済み。また、同日にはイギリス・シルバーストンでF1第10戦も行われるが、レッドブルF1からはニューヨークePrix出場の了解を得ているとのこと。

 チーム創設者のひとりであるジャン-ポール・ドリオットはブエミの代役にはドライバーとしての“質”が求められるとコメント。具体的な名前は挙げなかったが、「これまでフォーミュラEに参戦していない」ドライバーを起用する方針を明かしている。

 また、ブエミがニューヨークePrixに出場する可能性もゼロではないようだ。現在、ルノー・e.ダムスとトヨタは、ブエミの出場に関する交渉を行っているとされる。

 2016/2017年のフォーミュラEは残り4レースとなっており、現在ブエミは32点のリードをもってランキング首位につける。また、チームも58点のリードでランキングをリードしている。

 仮にブエミがWECでドライブする8号車トヨタTS050ハイブリッドがシリーズ第3戦ル・マン24時間で優勝し、ポイントランキングでのリードを広げていれば、フォーミュラEに出場する可能性も上がっていたとの見方が強い。

 しかし、実際は総合8位に終わり、ポイントランキングでも優勝した2号車ポルシェ919ハイブリッドのブレンドン・ハートレー/ティモ・ベルンハルト/アール・バンバーにポジションを奪われた。

 最終的にブエミがどちらのレースに出場するのか、WECに出場する場合、代役が誰になるのかは6月中に発表される見込みだ。