ホンダは6月23日、同社が7月下旬に発表を予定している新型シビックの3モデル、『シビック・ハッチバック』、『シビック・セダン』、『シビック・タイプR』の情報を、スペシャルページで先行公開した。
1972年の発売以来、世界累計で約2400万台を販売しているシビック。今年発表される10代目は、新開発のプラットフォームを核として機能美を追求した先進フォルムを採用。力強い加速と高い環境性能を両立した直噴VTECターボエンジンを搭載し、あらゆる場面で操る喜びを味わえるという。
今回公開されたスペシャルページでは、日本仕様の外観や各モデルの概要が掲載された。
ハッチバックとセダンには1.5リッターの直噴VTECターボエンジンを搭載。ハッチバックでは専用チューニングを施し、高出力化を果たしたほか、ダイレクト感を追求したというCVTモデルに加え、6速マニュアルモデルも設定される。
セダンでは、ロードノイズを抑えるアルミホイールを採用。静粛性の高い走りを実現した。両モデルとも、安全運転支援技術の『HondaSENSING』なども採用している。
WTCC世界ツーリングカー選手権やTCRシリーズに参戦するマシンのベースとなっているタイプRの新型は、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースで市販FFモデル最速タイムを記録した“最強”の1台だ。
搭載されるのは最高出力320馬力を誇る2リッターVTECターボエンジン。エンジンにはアルミ製エンブレムが取り付けられ、全世界共通で5ケタのシリアルナンバーが刻印される。
また、シフトチェンジにあわせエンジン回転数を自動シンクロさせる『レブマッチシステム』、3種類のモードからアクセルフィールやハンドリング、ダンパーシステムのセッティングを変更できる『3ドライバーモード』なども投入されている。
エクステリアでは強力なダウンフォースを発生させるリヤスポイラーや2本のメインパイプとレゾネーター付センターパイプを組み合わせたエキゾーストが特徴的だ。
そのほか、詳細はスペシャルページ(http://www.honda.co.jp/CIVIC/new/)をチェックしよう。