この時期は飼い犬の誘拐事件や狂犬病患者が多く発生するとして、世界各地でやめさせようとする署名活動が行われるも、行政の干渉は無用だとして今年も21日から開催されていた「玉林犬肉祭り」。生きたまま調理し、客の前でわざと撲殺するといったこの祭りの残虐さに対しては国内からも批判が上がっており、国際的な組織に成長した動物保護団体「ヒューメイン・ソサイエティ・インターナショナル(Humane Society International、HSI)」もひたすら監視を強化していた。そして19日、活動家2名が広東省広州市の高速道路で膨大な数の犬を運んでいるトラックを発見し、バックアップを要請。トラックが白雲区のガソリンスタンドに停まったところで急襲した。