MotoGP第8戦オランダGPの開幕前に、ドゥカティ・チームのホルへ・ロレンソとアンドレア・ドビジオーゾが意気込みを語った。
■アンドレア・ドビジオーゾ(MotoGPクラスランキング2位)
イタリアGP、カタルーニャGPと連勝したアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)。この結果、ランキング2位に浮上した。アッセンのMotoGPクラスでは2011年にホンダで3位、2012年にヤマハで3位、2014年にドゥカティで2位と、異なるメーカーのマシンで通算3回表彰台に立っている。
昨年のレースではポールポジションを獲得したが、決勝はトリッキーな天候により転倒リタイアに終わっている。
「イタリアとスペインで2勝を挙げた後、最高の1週間となった。ボクはランキング2位につけているけど、まだ多くのレースが残っているし、ボクたちのバイクにはいくつか改善が必要な部分があるから、チャンピンシップのことはあまり考えない」
「確かに僕たちはこの2連戦を支配し、デスモセディチは本当によく走ったが、特にバルセロナは独特なレースだった。ボクはリラックスしている。アッセンでは、ボクができる中でベストリザルトの獲得にトライしよう」
■ホルヘ・ロレンソ(MotoGPクラスランキング7位)
前戦カタルーニャGPの予選で2番手を獲得、ドゥカティ移籍後、初のフロントロウで、決勝でも3位表彰台を獲得したスペインGP以降、4戦連続シングルフィニッシュを果たし、ランキングも7位をキープする。
アッセンのMotoGPクラスでは2010年に優勝。2013年には初日のセッションで鎖骨を骨折するが、緊急手術を受けてレースに参戦し、5位に入賞した経験を持つ。
「カタルーニャでドゥカティは優勝できることを再び証明した。ドビジオーゾとチームにとってうれしい結果だ。今週末のアッセンも、マシンがうまく適応できると考えている」
「ボク自身もアッセンではいつもいいリザルトを獲得した。2013年に起きたことは忘れられない思い出だ。重要なのは、ここ数戦と同じやり方で仕事を続け、週末ごとによくしていくことだ」