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凱旋帰国を終え再び渡米した琢磨「残りのシーズンは最大限にアタック」

2017年06月22日 17:03  AUTOSPORT web

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渋谷のスクランブル交差点に映し出されたインディ500の映像の前で笑顔をみせる佐藤琢磨
第101回インディアナポリス500マイルレースを制し、日本人初のインディ500制覇という快挙を達成したアンドレッティ・オートスポートの佐藤琢磨。凱旋帰国中も多忙なスケジュールを送った琢磨の姿をインディカーがダイジェスト動画として公開した。

 3度のインディ500制覇を誇るエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)を抑え、インディ500制覇を成し遂げた佐藤琢磨。連戦となったデトロイト、テキサスでのレースを終え12日に日本へ帰国。インディ500優勝後初めての凱旋に多くのファンやメディアの祝福を受けている。

「たくさんのことを意味します。インディ500を勝利することで、このような瞬間を達成することができました。レースキャリア、そして自分の人生の中で間違いなく最高の瞬間です」

「この帰国中は、長い間僕を支えてきてくれた人々に感謝することができ、たくさんの祝福を受けました」

 6月12日に帰国した琢磨。成田空港には何百人ものファンやメディアがレセプションエリアで待ち受け、その中には琢磨の母親の昭子さんも駆けつけていたようだ。

 多くのメディアの取材をこなし、スポンサーへの訪問や祝賀会など多忙な4日間を終え、最後には声も枯れるくらい疲れがあった琢磨は、「声が枯れてしまいましたが、とても素晴らしかった。素晴らしく驚くようなヒストリーと経験でした」

「アメリカに渡り、残りのシーズンは最大限のアタックをします」と語っている。

■Takuma Sato Indy 500 Victory Tour Tokyo, Japan